若い人にも聴いて欲しい音楽⑥ Radiohead
ヨムがRadioheadと出会ったのは大学時代。
それまでUK(イギリスの音楽)といえばビートルズしか手を出したことがなかった。
Radioheadを初めて聴いた瞬間に虜になったと言っても過言ではない。
Radioheadとは
1992年にメジャーデビューをしたイギリスのロックバンド。
ボーカルのトム・ヨークを含めた5人組。
一般的なロックミュージックと表現するより、彼らの音楽を「電子音楽」「現代音楽」と聞いた方がしっくりくる人もいるだろう。
よく個性的なバンドに「唯一無二」という言葉が使われるけど、彼らこそ唯一無二だと思う。真似できないし、こんな曲作れないッス。
2007年に発売された「IN RAINBOWS」というアルバムは専用サイトから先行ダウンロード販売され、買う側が価格を自由に決める形式を取った。
その結果、平均して4ポンド(約1000円)で購入された。
既にレディオヘッドはビックバンドと成長していたため、この販売形式について全世界で論議を招いた。
最終的にはCD等でも販売はされたが、当時はレコード会社などの中間マージンが発生しない販売方式は面白くないと思う業界人も多くいたはず。
The bendsはどういうアルバム?
今回レディオヘッドを紹介するにあたってどのアルバムを紹介するか、すごく迷った。
音楽好きであれば誰もが知っている「creep」が収録されているPablo Honeyも良質なアルバムだし、Amnesiacや大人気のOK Computerだって最高だ。
でも洋楽に詳しくない人へ向けるアルバムとなると「The bends」が聴きやすい方かなと思った。なのでコイツを選出。
1曲目のplanet Telexはイントロから不思議な空間に入ったような錯覚になる。
そしてギターの波紋が広がるようなエフェクターの音色が心地よい。
3曲目のHigh And Dryと4曲目のFake Plastic Treesはギターを弾く人ならコピーしてみて欲しい。
シンプルなコード進行なので簡単に覚えられるし、コピーすれば曲の深さに触れられる。
9曲目のbullet proof... I ~は子守唄のように静かなリズム。
気持ちの良い宇宙空間で揺さぶられるような気さえする。
レディオヘッドの聴き方
レディオヘッドはスピーカーで聴くのも良いが、イヤフォンやヘッドフォンで音に没入するように聴いて欲しい。
とにかく世界観がすごいというのもあるし、音を取りこぼしてほしくない。
浮遊感というか宇宙のような不思議な感じを存分に味わってみて。
名曲のクリープを貼っておきやす。
では、また~。