若い人にも聴いて欲しい音楽④ 山下達郎 シティポップを聴くならコレ!
山下達郎というミュージシャン知ってますか?
名前だけは聞いたことがあるという人もいるはず。
ヨムもここ数年で初めて知って聴くようになりました。
山下達郎とは
有名な曲だとkinki kidsのデビューソング「ガラスの少年」の作曲者でもある。
彼自身が歌っている曲で有名なのは「RIDE ON TIME」
テレビでもしょっちゅう流れているので、若い人でも1度は聴いたことがあると思う。
山下達郎の歌声はとてもキレイで、長時間聴いても疲れない。
バックの演奏と声が上手く溶け合っている。
彼の曲はとても大人っぽく、30代以降にささりやすいと思う。
ロックやポップス以外に何かないかと探しているなら、尚更聴いてみて欲しい。
COME ALONGはどんなアルバムか?
ヨムが生まれた1980年に発売されたアルバム。
当時はCDではなく、店頭で流す用で作られたレコードで販売用はテープのみ。
その後大きな反響があり、市販用LP化(レコード)やCD化するに至った。
1曲目の「BOMBER」はベースのうねりがカッコよく、ラジオDJの紹介風の喋りもオシャレな雰囲気を出している。
4曲目「LET'S KISS THE SUN」軽やかなキーボードの音で始まり、ベースのチョッパーが心地よく光る爽快な曲。
とにかくこのアルバムの曲は古さを一切感じない。最近シティポップ(1970年代後半~1980年代にかけて日本で流行ったポピュラー音楽)のリバイバルもあって、世界中でこのアルバムが売れている。
コロナ前は音楽マニアの外国人がわざわざ渋谷などのレコードショップに山下達郎のレコードを買いに殺到していた時があった。
ちなみに前に書いた堀井勝美プロジェクトで紹介した「鈴木英人」がジャケットを描いています。
なぜシティポップはリバイバル(再注目)されているのか
色んな説があるけど一役買っているのがYoutubeだと思う。
音楽をよく検索している人に対しておすすめによく表示されていた時期があった。
そして日本より海外でウケが良いシティポップはまたたく間に流行り、過去のレコードが再販されるなどの現象が起きた。
山下達郎以外では
・大貫妙子
・大瀧詠一
・細野晴臣
などがシティポップの代名詞として有名です。
他に流行った理由としてはDJたちがサンプリングしていたり、お気に入りの曲として挙げているのもある。
最近だと2016年のSuchmosの「STAY TUNE」という曲が現代版シティポップという人もいる。
音楽やファッションのリバイバルはいつも起きている
シティポップだけでなく、以前流行った音楽や服装はリバイバルされることが多い。
もちろん仕掛け人がいる場合もある。
音楽もファッションもなかなか目新しいモノを作るのが難しい時代なので、それであればむかしのエッセンスを取り入れてマイナーチェンジして世に出す方が製作者側としても楽なのであろう。
もしくはアートのように再評価されることもある。
発売当時では理解者が少なかったが、多様化された現代では見え方・見方が違うので現代人からすると、ある意味「新しい!」となることもある。
こういうことをもっと掘りたい方は、新しいものを見つけたら過去に流行ったことがないか調べてみるのも面白い。意外なルーツに辿り着くこともありまっせ。
では、また~。